「万年筆の神様」ともいわれる、ペン職人・長原宣義さんに会ってみたくて
私の万年筆を、ペンクリニックしてもらいたくて
日本橋三越で行われている、「世界の万年筆祭」に行ってきました。
数年前、長原さんの存在を知り、全国をペンクリニックでまわっているという話を聞いて、
いつか一度は自分の万年筆も見てもらいたいと思っていました。
「どうしました?」
「いえ、そんなに調子は悪くはないのですが.....、一度長原さんに見ていただきたくて.....」
(すこし観て)
「ちょっと、インクの出がわるいでしょ?」
といいながら、治していただきました。
それと、
「背で書くと細く描けますよ。ふた通り楽しめますから... 」(笑顔)
ひっくり返して書いてみると、確かに小さく細く書ける。それも、滑らかに。
きっと、背も磨いてくれたのでしょう!
お気に入りの万年筆が、さらに書き味が良くなって、とてもうれしいです。
カミさんもお願いして、観てもらい、
インクで出過ぎていたのも治り、書き味も全然良くなったらしく
「字がうまくなった気がする」と言って、喜んでいます。
長原さんは、人なつこい笑顔で、とても感じのいい、すてきなおじいちゃん(と言っては失礼ですね)、
いや、すてきな方でした。
そして、隣に長原幸夫さんという方も、ペンクリニックをしていたのですが、
その方が息子さんのようです。(家に帰って、ほかの人のblogを見て知りました。)
その他、(というか、こちらがメインですね)いろいろな世界の万年筆が見れ、
試し書きコーナーもあって、カミさんと「あーでもないこーでもない」と言いながら、
いろいろ比べ書きし、楽しめました。
この「世界の万年筆祭」は、明日まで日本橋三越でやっていますので、
興味のある方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
そのあとは、
地下の「CLUB HARIE」で、焼きたてのバームクーヘンを食べて
ホカホカで柔らかくて、おいしくて、再び、ニンマリでした。
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