今日、シュンくんは社会科見学なので、そのお裾分けで、私も今日は『お弁当』持参です。
ライス、味噌汁は暖かいほうがいいので、おかずだけにしました。
中はというと、シュンくんの大好物の『筑前煮』です。
お弁当と云うと、もう、だいたいこれに決まり!
渋いなぁ〜。
でも、おいしいものね〜、ママの筑前煮は。
それでお弁当と言えば、
私が子どもの頃、憧れていた『お弁当』、というお話を少し。
それは、タッパーに入った、いわゆる『3色そぼろ弁当』です。
鶏ひき肉ソボロ、タマゴそぼろ、それと桜デンブ。
彩りもキレイで、そぼろがポロポロしていておいしそう。
そして、弁当箱もタッパなかんかで、『布でくるんだ』お弁当。
ああ~、いいな~~~~。
えッ!、普通ですか??
でも、それが私にとっては、憧れのお弁当だったのです。
それは、むかしむかしのお話。
私のところでは、中学生から給食ではなく、弁当でした。
で、私の弁当といえば、
- 薄四角い、アルマイトの弁当箱を、新聞紙くるんだ弁当
- ぎっちりご飯をつめるものだから、米粒がくっついている(ベトベト、もちもち?!)
- 急いで作るせいか、タマゴ焼がだいたい半熟。なものだから、余計ご飯もぐじゅぐじゅになり、汁が漏れて、新聞紙もベチョベチョ。バッグにもしみる...
- おふくろの得意?のおかずは、石井の「チキン・ハンバーグ」。袋のまま、弁当箱といっしょに新聞紙に包まれている(袋のまま煮込んではある)。学校で、弁当箱のふたにあけて、食べる。(もちろん、すでに冷え切っている)
- +永谷円のお茶漬け 1袋(そのまま)。学校で、袋を切って、かけて食べる。
- かあちゃん、頼むよ!たくあんは、弁当には入れんでくれよ~!!!おかげで、その日は、教室中にすごいにおいを撒きちらした。
- 「パン食べるから、弁当はいいよ!」「もう作ったんだから、もっていけよ!」「...」
などなど...
こんな話をカミさんにすると、いつもバカうけで大笑いです。
でも、私は決して笑えない、笑えない、「にが~~~~い」思い出というか、当事者な訳ですから、思い出すのもつらい...
なので、当時、女の子の持ってくる『お弁当』を見ては、
(「いいな~~~~!」)
(「ポロポロしていて、おいしそうだな~~、そぼろ」)
と、思い憧れていたわけなのですよ~。
カゴに入った「サンドイッチ」もあこがれでしたね。
でも、別にそんな弁当でしたが、隠して食べたことはなかったし
それを食べて、今日があるわけで、
苦い思い出ではあるけれども、感謝、感謝ということにしておきます。(^^)
そのうち、『そぼろ弁当』でも、作ってもらおう、っと。
(でも、シュン君はやっぱり筑前似の方がいいなだろうな~)
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