香田さんの遺体、星条旗にくるまれ発見慎んで香田さんのご冥福をお祈りします。
何度かの「死体発見!」→「別人」の報道の中、「ホッ」とするとともに、どうせまた「無事解放」→「迷惑な話だ」の報道となるだろうと半分思っていた。(のは、私だけか?)
が、これが現実!
驚きとショック、憤り、悲しみの入り混じった感情。
私も若き頃、「自分探し」と題してヨーロッパ周辺へ半年あまりの旅に出た経験がある。
身の程知らずの旅。ヤバそうな臭いに引かれ、危険を冒険と勘違いしていたふしもある。
(さすがに戦場へは行かなかったが)
日本の常識など通用しない国がある(日本の常識は非常識)、と切に感じた。
そして、ラッキーだった?のかも。
今後、軽い気持ちでイラクへ行く者もいなくなるだろう。
しかし、その代償としての命か。
家族、とくに親の気持ちを考えると、どうにもやりきれない気持ちで一杯である。
香田さん。行ってみたかったんでしょうね・・・。
投稿情報: eriie | 2004/11/09 15:35
eriieeさん、コメント、TBありがとうございます。
結構古いですが、小田実著『何でもみてやろう』という本があります。
何でも「自分の目」で見たかったのでは、と思います。
そして、いろいろと自分で(を)確かめたかったのかも知れません。
しかし、今回は認識が甘すぎた、あまりにも無知だった?のではないでしょうか。
投稿情報: akira | 2004/11/10 00:36
コメント有難うございました。
akiraさんのMblogも、綺麗で、読みやすいですね。
他の掲示板などを拝見していると、香田君の事件では、本当に日本の多くの方が、世界の厳しさを見せ付けられて、「自己責任」を挙げていた人達も、彼の死後はそのビデオみたりして、考えが変わった人が多いようです。
私の場合は、海外にいくことがあったので、様々な経験もあります。特に女性の場合は、レイプなどの不安があるでしょうから、慎重にすべきだろうけれど、そのような危険の中にいたことがないので、気をつけても、今となれば、甘いかったなと思っています。
日本人のアイデンティティーを、「12歳の少年のようだ」とGHQのマッカーサーは述べたそうです。日本人の国際感覚はいい意味でも悪い意味でも、これからだと言うことでしょうね。
私も、危険回避能力と共に、国際感覚を身に付けて行きたいと思っております。
投稿情報: dancer01jp | 2004/11/11 13:48