夏休みに涼しいところで読もうと思って買った「博士の愛した数式」でしたが、今になって読み終えました。
交通事故で120分しか記憶できない元数学博士とそこに家政婦雇われた私(主人公)とその息子ルート(博士がつけたあだ名)との物語りです。
交通事故により障害をもち、かなりの癖のある変わり者の博士。そんな博士とも、徐々に理解を深めてゆき、博士の世界をも理解してゆく私。
テンポもよく面白く、心温まるとても良い話です。おすすめです!
そして、その中で知らなかった数多くの発見もありました。
28の約数は、「1,2,4,7,14」である。 そして、それらを足すと 1+2+4+7+14 = 28 と、元の数と同じになる。 そのような数を、「完全数」というのようです。 へ~!
そのほかにいっぱいあって、完全数の一番小さい数は、6で
6=1+2+3
その次が28で、つぎは496=1+2+4+8+16+31+62+124+248、でつぎは...
と、いくつかあるようです。
なるほどね~。
そして、
「素数」は、2以外は、nを自然数として、4n+1かあるいは、4n-1のどちらかであること。
これも、へ~。知りませんでした。
その他、いろいろと...
数学って、本当に深いですね~。
私も専攻は物理(原子工学)なので、結構、数式をいじくりまわすのは好きなほうです。
古典力学、電磁気学、量子力学。
解けたときの、晴れ晴れしさって、いいですね。
それと話の中に「フェルマーの最終定理」が出てくるのですが、今日本屋さんで思わず数学のコナーに目をやると、「フェルマーの最終定理」と題した本が目に入りました。
そんなこんなで、たまには数学をちょっと考えてみるのもいいかな?、と思ってしまいました。
でも、Δεが出てくるヤツとか、一般解を使って解く問題は、どうにもすっきりしなくうそっぽくて(未だに、解が解っているから、そんな一般解がおけるんだろう、としか思えない私です。)敬遠したくなりますが...
はやり博士の言うように、美しく静かでないと...
初めまして、検索で飛んできました。
>交通事故で120分しか記憶できない
80分ですよね。1時間20分ともいいますけど(^_^;)
フェルマーの最終定理の本もけっこう面白いし、数学のうんちくがいっぱいあります。
私は、コラッツの問題に取り組んでいます
投稿情報: Fぽん | 2006/02/28 20:42