
今日は、ちょっと涼しかったので、ほとんど物置部屋になっている「行かずの間」?を掃除することにしました。
掃除がひと段落して、ここにはしばらく放っておいた「おもり」で動く「ハト時計」が動かずにそこにあることに気づきました。試しに、おもりを引き上げて動かしてみると、ちゃんと動きました。そして、時報の時刻になると、「ポッポー」となんとものんきな鳴き声。いい~!久しぶりに聞く、ハト時計の鳴き声がえらく気に入ってしまいました。
しかし、当然、毎日おもりを巻かなければならないのですが...
思えば、もう20年以上前の大学時代、札幌に住んでいるころのことでした。電池ではなく「おもり」で動く「ハト時計」が無性に欲しくなり、「小樽なら売っているに違いない!」と思い、わざわざ小樽まで探しに行き、みごと買い当てたものです。

いまでは、左の写真のように「はと」は壊れて取れてしまい、時計からは出てきません(声だけ聞こえる)。当時のタバコのヤニで、白いハトではなく、黄ばんでしまっています。近くで見ると、とても「ハト」には見えないのですが、これが時計から出てくると、ちゃんと「ハト」が口をあけて鳴いているように見えるのです。
近くにいると、「チコチコ」と通常の音も結構うるさいのですが、、時報の「ポッポー」の鳴き声といなると、さらに部屋を隔てて響き渡り聞こえてきます。それが、なんとものどかな響きで、とても癒される感じがします。
これからは、タバコを吸いに行くついでに、そのおもりを引くのを日課にしていこうと思っています。
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