先日7/5(土)の1imc(1st International Moblog Conferrence)に参加しました。
場所は、六本木ヒルズの隣のSuperDeluxeというBar?を借り切り、10:00~18:00まで約200名の参加者の賑わいの中、開催されました。
http://marginwalker.org/1imc/j/conference.html
写真は、戸塚さんも参加した2番目のセッションの模様(携帯ではなく、デジカメによる)。
SONYからはC&A研究所がスポンサーになっていた(他には、ドコモなど)らしく、戸塚さんが2番目のセッションでPresentationを行いました。
それと別のセッションで、CSLの綾塚くんが「ChatSpace」を紹介し、デモを行っていました。
Internationalな最初のmoblogであり、世界各国の人々が来ており、参加者は日本人、外国人では、半々ぐらいだったかも知れません。よって、セッションは、基本的に英語で行われ、同時通訳がつきました(もちろん、私はそのレシーバーを耳に (^^;) )。
moblog(blog)の世界では著名な方々が来ており、私も知っている人(普段見ているblogで)も何人かいた。もう実際に稼働しているサービスの紹介から、セッション(議論)、デモなど、いろいろ形でのPresentationが行われた。
多摩美大の学生(女性)による、moblogと位置情報を使った「TripSpace」というシステムのデモ(が、これはFlashによるシナリオデモであり、まだ実装したわけではないらしい)では、1つの盛り上がりを見せた(盛り上がった意味が違うかも?)。
そして、Conferrenceの最後では、コーディネイターのAdam Greenfieldによる総括が行われ、9/11事件なども引き合いに出され、moblogを越えた哲学的意見が出たりもした。
得られたいつくかの情報をまとめると、
・moblogは、始まってまだ8?9ヶ月あまりであり、まだまだ進化の過程である。
・アメリカのmoblogサービスサイト(phlog.net)で写真の対象で一番多いのは、「ネコ」らしい。次に、「家族」
・ヨーロッパでは、アメリカほどblogは普及していないらしい。また、双方ともカメラ付き携帯の普及に関してはまだまだであり、moblogに関しては日本が一番有望視されている。現状、日本にいる外国人が、日本から母国にいる家族向けにmoblogしている、というのがおおいとか。
・今後のmoblogは、GPSなどによる位置情報などとの関連づけが1つのキーであり、さらには、物理的Contextと社会的Contextとの関連づけが重要となるであろう。
会場で何人かの人と話ができ、同じ関心のある者同士であり、moblogへの期待、共感する部分があった。
私にとって今回のConferrenceは、そこからいくつかヒントを得られたとともに、いろいろ考えさせられる点もあったりで、有意義なものであった。
当日のセッションの1つであった「SONY の ImageStation と一緒に、ウェブログとアルバムサイトの融合について実験」についての発表資料と概要などを、発表者の平田さんが自分のblogに載せています。
http://uva.jp/dh/mt/archives/001178.html
平田さんによるレポートは、
http://uva.jp/dh/mt/archives/001175.html
参考までに。
投稿情報: akira | 2003/07/07 16:01